天気予報に用いる風の強さの指標について、気象庁は最大級の平均風速(毎秒)として「50m以上」を新設します。
風の強さは現在7段階に分かれ、「40m以上」を最大としていましたが、最近では、大型台風の襲来が相次ぎ、さらに上の区分を設けて猛烈な風が吹く可能性を伝え、事前に備えてもらう必要があると判断したようです。
50m~ 猛烈な風 建造物や樹木の損壊大きく(調整中)
40m~ 猛烈な風 住家で倒壊するものがある
35m~ 猛烈な風 外装材が広範囲にわたって飛散する
30m~ 猛烈な風 養生の不十分な仮設足場が崩落する
25m~ 非常に強い風 何かにつかまっていないと立っていられない
20m~ 非常に強い風 何かにつかまっていないと立っていられない
15m~ 強い風 看板やトタン板が外れ始める
10m~ やや強い風 風に向かって歩きにくくなる
強風で飛ばされないように、台風が来る前に、お住まいの外回りを点検してください。
災害に備えましょう。
(参考資料「日本経済新聞」「気象庁」)