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正光寺

周囲を緑に囲まれた小高い丘に「正光寺」があります。寛文元年(1661年)に頓譽(とんよ)上人の創建と伝えられ、その後、関東大震災で大きな被害を受けましたが、昭和13年、地元の平田家一族と住職らが中心となって本堂が再興されました。現在の本堂と山門は、平成16年に建てられました。本尊の阿弥陀如来立像は、市指定の重要文化財となっています。像の高さ78センチで、宋元風(中国)の特色を表す貴重な仏像です。

浄土宗の開祖・法然上人の教えを「手から手へ」伝えていく姿を「手次(てつぎ)」といい、その念仏信仰を「人から人へ」現代社会に広げる運動を「おてつぎ運動」と名付け、「心から心へ」お念仏の喜びを伝え共にわかちあい、老若男女あらゆる人々が、念仏信仰に基づく真の心のやすらぎ(サラナ)のある生活をめざして、信仰ある生涯を送られることを念願として活動しています。