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追浜

みなとみらいの近代化遺産(MS研究会#531)

11月15日(土)、追浜地区の建設業を中心としてスタートした異業種の勉強会「MS研究会」の第531回11月例会は見学会です。「よこはま近代化遺産トレイル」(みなとみらい編)と題して、みなとみらいに点在する近代化遺産である日本丸、ドックヤードガーデン、汽車道、赤レンガ倉庫、ハンマーヘッドなどを散策しながら、それらの歴史的価値、保存の経緯について、横浜ヘリテイジ常務理事・事務局長、地域プロデューサーの米山淳一様のお話しを伺いました。

参加者は9名(会員7名ゲスト2名)でした。

JR桜木町駅南改札に14:00に集合し、まずは、東口のCIAL桜木町ANNEXに展示されている旧横濱鉄道歴史展示「旧横ギャラリー」を訪れました。1872年に新橋~横浜間で開通した日本初の鉄道(110形蒸気機関車)が展示され、創業当時に再現された中等客室で歴史的な価値、保存の経緯について伺いました。

次に訪れたのは、日本丸メモリアルパークです。2017年に国の重要文化財の指定を受けた帆船日本丸がシンボルとなっています。日本丸が係留されている旧横浜船渠株式会社の第一号船渠は2000年に国の重要文化財の指定を受けました。

次に訪れたのは、横浜ランドマークのドックヤードガーデンです。旧横浜船渠株式会社の第二号船渠を解体し、復元し、広場として活用されています。国の重要文化財、横浜市認定歴史的建造物に指定されました。横浜の歴史を活かしたまちづくりのターニングポイントなった場所です。

次に訪れたのは、汽車道です。3つの橋が架けられ、赤レンガ倉庫へと繋がる歩くことができる道です。

その後、汽車道を通って赤レンガ倉庫に立ち寄り、さらにハンマーヘッドクレーンを見学し、最後に野毛の大岡川沿いに建てられた都橋商店街を訪れました。

横浜の歴史を活かしたまちづくりは大きなテーマをお互いに共有し、あらゆる人の協力がないとできないことを再認識しました。とても貴重な体験をさせていただきました。

次回、「よこはま近代化遺産トレイル」の第2弾、関内編をリクエストさせていただきました。

※「MS研究会」は、昭和51年(1976年)8月26日、追浜地区の建設業を中心とする異業種の勉強会「MS住宅研究会」として発足しました。平成16年(2004年)8月26日、更なる発展のため名称を「MS研究会」と改め、横須賀で活躍する経営者などが加入し、発足以来、共栄の限りない追究を目的として、講演会や視察会などを原則として毎月26日に開催し研修を重ねています。現在会員14名で活動しています。令和5年2月23日に第500回記念特別行事を開催し、令和7年8月26日にささやかながら50周年を祝いました。

MS とは MODERN SYSTEM(モダンシステム)の略。