「Here Comes The Sun」は、1969年に発売されたビートルズの11作目のオリジナルアルバム「アビー・ロード」のB面1曲目に収録されています。ジョージ・ハリスンがアップル・レコードとの退屈な打ち合わせをキャンセルしてロンドンにある親友のエリック・プラクトンの自宅を訪れた際に書いたとされています。
クラプトンのアコースティック・ギターを借りて庭を歩き回っている中で、その年初めての春らしい日差しを感じて歌詞とメロディが頭に浮かんだとハリスンはのちに語っています。当時イギリスでは1968年から寒波に見舞われていて、暗く寒い冬が長く続いていたそうです。そんな中で、待ちわびた日の光を浴びて、「Here Comes The Sun(やっと太陽が来た)」となったのでしょうか。
この曲はいまままでの彼の作品の評価を覆し、現在に至るまであらゆるアーティストがカバーするとても人気のある楽曲となりました。
まさに「冬来たりなば春遠からじ」といったところでしょうか。ところで、この言葉は中国の漢詩か何かの出典かとずっと思っていましたが、イギリスの詩人、パーシー・ビッシュ・シェリーが書いた「西風の賦(にしかぜのふ)」という詩の最後の一節から来ているようです。名訳だったんでしょうね。これはこれで驚きです。
「If Winter comes, can Spring be far behind?」
(参考資料「Udiscovermusic.jp」ほか)
