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工務店

雷神社銅板葺き替え工事

雷神社の社殿の屋根の銅板葺き替え工事が完了しました。

1958年(昭和33年)に竣工された社殿は当時としては画期的なRC造で設計・監理は大岡實さん(大岡建築研究室)、施工は高坂工務店さんが担当されました。それ以前の社殿は木造でその3年前に火災により焼失してしまいました。神主さんの「燃えない」RC造への思いが強かったのかもしれません。

大岡實建築研究所では「浅草寺本堂」「川崎大師平間寺大本堂」「増上寺大殿」など、木造古建築の不燃化に取り組まれ、RC造による神社や寺院を100棟以上設計されています。

弊社は、1989年(平成元年)に雷神社社務所の建て替え工事を担当させていただきました。その後、リフォームやメンテナンスを担当させていただいています。

2023年(令和5年)に光栄なことにお声かけていただき、現地調査が始まりました。屋根銅板の葺き替え工事のみの担当でしたが、関連する工事も多岐に亘り、また、高度な技術が必要でした。弊社の協力業者の紹介で、秋田に本社があるキムラ鋼板さんに工事を依頼し、今回はサポートという立場でこのプロジェクトに参加させていただきました。

2025年の夏祭りのあとに着工し、2026年2月に完成しました。ご迷惑をおかけしましたが、工事中も多くの方々が参拝され、また、願いを込めた銅板の短冊も数多く奉納され、雷神社が地元をはじめ、いかに多くの方々に愛されているかを再認識しました。このプロジェクトに微力ながら携われたことに改めまして感謝を申し上げます。

(参考資料「大岡實建築研究所」のホームページほか)