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記念艦三笠

戦艦三笠は、明治35年(1902年)にイギリスのヴィッカーズ造船所で製造されて以来、今年で120年となります。

日本海海戦では連合艦隊の旗艦(司令官やその幕僚が座乗し、指令・命令する艦)として活躍しました。その後、艦艇保有隻数を制限するワシントン軍縮条約に調印した日本は、戦艦三笠を軍艦籍から除き破棄することを決断しますが、「独立を守った誇りの象徴」として、永久に残すべきという内外の声に応え、記念艦として保存することが閣議決定され、国際軍事委員会においても承認されました。

当初、東京芝浦に廻航する予定でしたが、係留中の横須賀港岸壁で遭遇した関東大震災によって、鑑底に破孔が生じ浸水したため、急遽横須賀に保存することになり、大正14年(1925年)6月に、艦首を皇居に向けて現在の位置に固定されました。

その後、太平洋戦争後、解体の危機を乗り越えたものの、民間企業による遊興施設への転換、荒廃など変わり果てた戦艦三笠を憂い、政財界や旧海軍の要人が中心となって立ち上がり、三笠保存会が再興され、復元工事を経て、往時の姿を取り戻し、現在に至ります。

(参考資料「神奈川新聞」「記念艦三笠HP」)