昭和55年の新築工事以来、外装工事や住宅設備のメンテナンスを担当させていただいているお住まいを紹介させていただきます。
今回は、和室の畳を踏むたびに少ししなり、ミシミシと音がするので、見てほしいとご依頼を受け、畳下の補強工事です。近隣でシロアリの被害を受けたお宅があり、気のせいか、最近、小さな虫を見かけることがあるということでしたが、事前に実施した床下点検ではシロアリの被害は認められませんでした。
畳を取り除き、畳下の下地を確認したところ、事前の点検通り、シロアリの被害はありませんでしたが、合板はかなり傷んでいました。ただ、土台や大引、根太などには全く問題はなく、床下の風通しも良かったので、根太を一部補強しながら、12㎜のラーチ(針葉樹構造用合板)を交換しました。畳を元に戻したところ、しなりも音もなくなり、畳の交換は不要となりました。
このあと、念のため、シロアリ防除の作業を行う予定です。
「劇的な」リフォームではないかも知れませんが、ビフォアー、アフター、さらにそのアフターまでお手伝いさせていただきます。